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広島市を流れる太田川、その向こうに広島市内と郊外を結ぶアストラインを望む敷地に計画された住宅。
三角形の変形敷地形状に車を２台駐車したいというご要望を満たすために三角形の底辺とその対角にあたる頂点を結ぶ最も長さが確保できる部分に駐車場を計画した。
狭小な敷地形状と駐車場を確保するために生活空間を２階に持ち上げた。アイレベルが上がることにより土手越しのアストラムラインを含む眺望を確保している。
また周囲を行き交う人の視線レベルと居住者の視線レベルが交錯することがなくなり日々の生活の中でカーテンを閉める必要がなく開放的に暮らすことができる。
屋根形状を利用した天井ラインとすることで抜けのある豊かな空間となっている。